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2024年11月29日 | 最新情報

タキオ快道五十三次vol.2 ソニックはこんな会社


株式会社ソニック

今回は、前回に引き続き、松山さんからお話しを聞きましたよ。

それでは株式会社ソニックについて、はじまりはじまり~(*‘∀‘)/

 ◆株式会社ソニック本社◆

 

 

中の人 : 今度は株式会社ソニック社長の松山さん、ソニックのことを教えてください。よろしくお願いします。

松山さん : 株式会社ソニック社長の松山です。よろしくお願いします。

 

ひとびとに寄り添った技術活用への転換がたどり着いた、超音波技術◆

中の人 : 早速本題に入らせていただきますね。私の中で「株式会社ソニック(以下、ソニック)と言えば計測機器」のイメージが強いのですが。

 

松山さん : その通り。ソニックは、当時国防利用されていた超音波技術を民間産業用に転用し、漁労用ソナーや水産資源管理用魚体長魚探に進化させてきました。今日では超音波に特化した精密測定機器の開発を専門とし、気象・海象・工業・水産漁労分野において高精度の測定技術を提供する技術力を誇っています。

 

中の人 : 民間産業用へ転用、というのが良いですね。気象・海象・工業・水産漁労分野で技術力を誇っているとのことですが、具体的に教えてください。

 

松山さん : すべてお話しするとかなり時間がかかってしまうので、代表的なものを紹介しますね。

 

◆海象分野での活躍◆

松山さん : まず、海象分野では「海象観測システム」といって、波の高さや周期・方向、流量の特徴や潮の高さの変動をリアルタイムに、且つ同時に観測できる海象計を作っています。空中に超音波を飛ばして波の変化を観測する測定器もあり、海の安全と防災に重要な役割を果たしています。また、これらで取得したデータをリアルタイムに基地局に送ったり、データを演算・分析したりする計器も作っていますよ。

 

中の人 : 海のことは、ソニックの計測機器を使うとすべて分かりそうですね。

 

松山さん : ありがとうございます。かなり幅広く役に立てていると思います。

 

 

◆水産漁労分野での活躍◆

松山さん : 次に水産漁労分野は、「ソナー」ですね。魚群探知機、通称「魚探」とも言われているもので、漁師さんがこの装置を使って、海のどこにどれだけの魚がいるかを探知できます。さらに魚体の体長を測ることができる装置もありますよ。

 

中の人 : ソナーは、例えばお正月特番のマグロ一本釣り漁船の船内に映っているモニターですよね。お正月になると、テレビでよく観ます。

 

松山さん:そうです。おそらく中の人さんが言うモニターは、ソナーから取得した信号をモニターに可視化したものですね。

 

中の人 : 信号の可視化・・・ですか(汗)

 

松山さん : 大丈夫です。中の人さんの認識で大丈夫ですよ。

 

 

◆気象分野での活躍◆

松山さん : つづけて気象分野について言うと、お天気の「気象観測システム」です。超音波で風向きや強さ・風速を測定したりするものや、雪の深さを測る計測器があります。その他、大気の変化を検知するシステムも開発しています。リアルタイムな気象情報を提供することで、自然現象の観測に加え、土木や建築現場等の安全管理にも貢献しています。

 

中の人 : お天気全般ですね。

 

松山さん : そうですね。そのほか、半導体を作るクリーンルーム等、工場や室内の気流の変化を測定する計測器もあります。

 

中の人 : 室外だけでなく、室内も!

 

 

◆工業分野での活躍◆

中の人 : それでは、工業分野はいかがでしょう。実は、なかなかイメージが湧きにくくて。

 

松山さん : そうですよね。工業分野は、主に空気や気体の流量管理や制御に使われている「流量計」を作っています。そしてこれらは、意外と私たちの生活に身近なところで使われているのですよ。

 

中の人 : 身近なところ・・・。

 

松山 : 一番身近な分野でいうと、工業用水や、飲料水、農業用水や油等の流量管理、上下水道での使用でしょうか。

 

中の人 : なんとなぁくイメージが湧いてきました。なんとなぁく・・・ですが。

 

松山さん : なんとなぁく・・・で大丈夫です。私たちの生活インフラに欠かせない役割を担っていることが伝わると嬉しいです。

 

中の人 : はい、4つの分野の計測器が、すべて私たちの身近なところで活躍しているのが分かりました。実は生活を支えられていたのですね。

 

松山さん : そうですね。身近である分、すべてに共通して環境との調和を意識し、人、動物、環境に悪影響が及ばないように心がけています。

 

◆フレキシブルな文化だからこそ創出される最先端技術◆

中の人 : これほどまでに幅広い分野で活躍していくとなると、ソニックは幅広い分野のエキスパート集団だと思うのですが、いかがですか。

 

松山さん : 現在のソニックは他業種、他社からの転職者が半数以上在席しており、さまざまな企業文化、経験を持つ社員が混在している組織です。このような背景から社外の新しい方を長年受け入れてきた組織風土が醸成し、良い意味でレガシーが固着化したような企業文化ではないと思っています。

そして、この企業文化は技術面にも良い影響をおよぼしているのではないかと思います。様々な技術が集まって新しい技術が生み出され、それがハイブリッドされていく。これからも、新しい技術が次々と生み出されることを期待しています。

 

中の人 : 企業文化と技術創出との関係、今まで考えたことがありませんでした。それと、ソニックでも「転職者が半分以上」というのと、「良い意味でレガシーが固着化したような企業文化ではない」というところについて、少し話がそれますが、自由な社風・・・ということでしょうか。

 

松山さん : 私から見て、今のソニックの社風も『個を尊重する集団』、というイメージです。ソニックにおいても特に専門、技術系でご入社される方については、年齢に依らず、他社と比較しても自由な裁量で業務に就いていただけることが特徴かもしれません。

 

中の人 : 個を尊重するからこそ、新しいひらめきが生まれやすいのかも知れないですね。

 

松山さん : そうであってほしいですね。

 

◆液体流量計◆

 

◆大切なことは「社会課題の解決」「社会実装の実現」「社会実装後のモニタリング」を続けること◆

中の人 : それでは最後に、これからのソニックについて教えてください。

 

松山さん : これからのソニックは、超音波技術以外のセンシング技術にも挑戦していきます。企業が創出する付加価値は、社会課題の解決・解決策であるべきです。

そしてそれらの課題解決を実現する商品やサービスを社会実装する、そして実装後には、それらを生み出した責任者として社会適応性についてモニタリングを継続して行う。

これら3つ全てを実現、継続し、常に社会から必要とされる企業の存続を目指していきたいと思います。

 

中の人 : 前回のタキオニッシュホールディングスのお話しでも出てきたキーワードですね。ホールディングスとして目指す未来を、共に創っていくということですね。

熱いお話し、ありがとうございました。これからも応援しています。

 

松山さん : ありがとうございました。

 

 

中の人 : あ!

松山さん : ん?

中の人 : 松山さん、せっかくの機会なので、ソニックへ中途入社した人のお話しも聞いていいですか?今回、技術のお話しが出たので、技術者のお話しが聞きたいです!

松山さん : ええ、もちろん!ちょっと待っててね。(電話機に手をかける松山さん)

・・・ぷるるるる ぷるるるる・・・

あ、もしもし? ちょっと手伝ってほしいことあるんだけど、今から時間とれる?

中の人:はやっ!!!(*‘∀‘)

 

 

—次回、”ソニックへ中途入社した技術者たちの座談会”です!―

 

 

 

 

●株式会社ソニック 代表取締役 松山智尚● 

 

 

・地域体育大会での三回転トリプル転倒の大技披露をきかっけに、

心の若さと身体年齢とのギャップに胸がチクンとなる今日この頃。

 

 

『俺も歳とったなぁ…』

 (*‘∀‘)σ いえいえ、まだまだこれからですよ~。

 

 

 

 

 

・ソニックでのお気に入りの場所は、機械加工場。

・油と金属の匂いが好きで「ものつくりの原点のひとつだよね」という至言を残す。

・油と金属の匂いは、松山さんにとってのアロマセラピー。

        『いつもありがとう。』

        加工場で、癒しと感謝の気持ちに包まれる松山さん

 

 

 

 

                ♪おまけ♪

 

 

 

 

●中の人から

ソニックの応接室からは、富士山が一望できます。

実は、最寄駅の箱根ヶ崎駅から会社へ向かってくる方向に富士山があるので、みんな毎日、富士山に向かって出社しています(*‘∀‘)b目指せてっぺん!

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