株式会社ソニック
皆さま、大変ご無沙汰しております。中の人です。
タキオ快道五十三次、早くもvol.2にして旅終了か?! と世間をザワつかせておりましたが…
(松山さん:心配したよー。)
お待たせしました!
タキオ快道五十三次vol.3 ソニック技術者座談会の様子をお届けします!
今回は、ソニックの技術者に沢山のお話しを聞かせてもらいました。
(*‘∀‘)σ“ここだけの話し”もありますよー(コッソリ

中の人:本日はお集りいただきありがとうございます。
本日、皆さんにお集まりいただいた理由は、先ほどの松山さんからのお話しで、ソニックには中途入社の方が多いと聞きました。
外から持ち寄った文化・技術が新しい技術の創出に繋がるということで、是非、中途で入社した技術者のお話しが聞きたいと思いました
本日はどうぞよろしくお願いします。
◆座談会メンバーの紹介◆

全領域で活躍するスーパーマン。
中の人まで助けてくれる “困った時の若林さん”。
柔らかい雰囲気をまといつつ頑丈な風呂敷でメンバーを包み込み、まとめる。
中の人:それでは、さっそく自己紹介からお願いします。
Wさん:Wです、こんにちは。私の担当業務は、環境機器、工業機器の回路設計、性能改善です。
S・Yさん:Sです。横浜事務所から飛んできました。私は気象機器の開発をしています。主にFPGA設計の開発で、電気設計を筐体に組み込んで検討する業務になります。
Oさん:Oです。私は工業機器の開発を担当しています。アルゴリズムを使って幅広く設計しています。
S・Mさん:Sです。私は海象機器全般のソフトを担当しています。とは言え、ソニックではソフトの開発に加え、機器全体のシステム検討などもしています。
中の人:皆さんありがとうございます。Sさんは、遠い横浜事業所から飛んできていただいて(笑)。
錚々たるメンバーにお会いできて嬉しいです。
◆気になるバックグラウンド。全員、まさかの異業界?!◆
中の人:それでは続けて、皆さんのこれまでのご経歴を教えてください。
Wさん:はい。実は私の前職は通信機器メーカーでした。新卒から定年までの40年間、映像機器の設計と調整検査も手掛けていました。

何年経っても新人さながらの探求心を持つ、技術部の永遠の少年。
輝く瞳で中の人に語ってくれた、 “常に好奇心を忘れないようにする” という心がけ。
中の人:異業界からの転職だったのですね。志望動機や入社の決め手など聞きたいことがたくさん出てきますが、今は我慢して。。。
S・Yさん:実は私も前職は異なる業界で、映像関係のレコーダーを開発していました。今はここまでにしておきましょうか。
Oさん:実は私も違う業界から来た人間で、新卒から一つの企業で画像関係のプリンタを開発していました。
S・Mさん:実は私も計測機器とは異なる業界から来ました。でも、他の皆さんとは少々毛色が異なるかも知れません。私はこれまで“ソフト”と名のつくものは大方経験しました。メインフレームは未経験ですが、web系、組込みソフト、Windows、Linux等々経験しており、皆さんのように「業界」という括りが無いかも知れません。
◆知りたい!ソニックへの入社の決め手!◆
中の人:ありがとうございます。“実は…”の連続で驚いているのですが、異なる業界にいらっしゃった皆さんが、どのような理由でソニックへの入社を決められたのでしょうか。
Wさん:私は、定年後はこれまでとは違う装置を作りたいと思っていました。希望としては一般的に知られていないような特殊な機器メーカーに行きたいと思っていたのです。ファブレス(※工場を持たない会社)ではなく、営業も設計も製造も全ての機能を有する、つまりものづくりを身近に感じられる会社を希望していました。ソニックはこの希望とマッチしていたことと、前職と会社の規模感も近かったので興味を持ちました。唯一異なっていたのは通勤時間でしたけど(笑)

キャンプが趣味のアクティブ紳士。キャンプレシピがどれもこれも美味しそうで、聞くたびに中の人の頬っぺたは地面まで落下。
特にホットサンドメーカーを使ったレシピは秀逸。
中の人:確かに、本社は立地的に通勤時間が長い方が多いですよね(笑)
S・Yさん:私が入社を決めた理由は、量産ではなく自社ブランドの製品開発や特注を請け負っているソニックの特徴が、前職と似ていたことですね。加えて、何よりずっと開発業務に携わりたいという気持ちが強くて、ソニックだとそれが叶うと思いました。あとは本社勤務ではなく、横浜事務所勤務でも良いと言われたのも理由です。私は、通勤時間は苦になりませんけど、本社勤務の人は遠方から来ている人が多いですね。
Oさん:私は、前職では物理的なアルゴリズムを使った、信号数値計算ソフトを使った開発をしていました。つまりアナログに関する全般の経験を持っているのですが、単純に設計するだけだと自分としては面白くなくて。その点、ソニックでは色々な開発に携われると思ったのがきっかけです。
あと、インパクトがあったのが、採用選考の過程で技術部長と一対一でスキルマッチングをした時のことですね。
中の人:面白そうなエピソードが聞けそうですね。

技術部の元気印。中の人と飲みものの趣味が同じ。
特に夏場に手にしている飲み物には注目。佐々木さんの飲み物のセンスに、中の人は 絶対的信頼を寄せている。
Oさん:一般的に採用面接の場といえばアイスブレイクから入るところが多いと思いますが、それをすっ飛ばして突然技術の話しが始まったんです。むしろ、技術の話ししかしてなくて。
― 笑いながら頷く一同 ―
Oさん:逆にそういう職人的な部分が自分に合っていると思いました。通勤時間は長いですが、静かな場所に向かうので電車は座れるし読書もできるので、私は大丈夫です(笑)
S・Mさん:私の決め手は、ずばり手を動かし続けられること(※開発業務にずっと携われること)ですね。最近の日本の開発業界は外注管理が多くなっている傾向があるんです。それすなわち、キャリアのゴールがマネジメントになっているんですよね。私はそのゴールを目指すのではなく、実際に手を動かしていたいと思っていました。そんな時に、「技術的に面白い会社がある」と、エージェントから紹介されました。その際、「ソニックは技術屋集団」と紹介されまして。今はそのような表現をする会社が少ないので、そこにも面白味を感じました。
中の人:皆さんは共通して、ずっと開発に携わり続けたいという思いをお持ちだったのですね。確かにソニックの技術部は、役職関係なく全員が開発に携わっていますよね。開発業界で広義の“マネジメント”をゴールにしたくない人には魅力的なのですね。
◆教えて!ソニックの印象は?◆
中の人:それでは、入社してからのソニックの印象はいかがですか。他社のご経験をお持ちだからこそ感じる部分もあると思いますが。
Wさん:社屋は数年前に新築しているとのことで、今風で綺麗ですね。スペースも余裕があって作業がしやすいです。それと、働いている方の年齢層が比較的高いですね。私の年齢でも実践的な業務を担当されている方が多いです。
- 頷く一同 ―
Oさん:他社と比較して感じたのは、ソニックは役職があるとは言えフラットなことですね。マネージャーも自ら考え、手を動かす。会社規模が大きくなるほど命令系統が大きいので、“組織”で仕事をせざるを得ないんです。前職がそうでしたので、ソニック入社直後は正直戸惑いました。
S・Mさん:そうですよね。昨今のメーカーはどちらかというと技術的なことは外注して、マネジメントがメインになっているところが多いように思います。勿論リスク管理はするけれど、何かあったら外部のリスク管理専門機関に任せる、多くがこのような流れになっていますよね。
S・Yさん:行きつくところがマネジメントだと、技術の面白味をどこで感じるのか分からなくなってきますね。だけど、マネジメントにつかない人は自ずとドロップアウト・・・のストーリーになっていて。
Oさん:結局、大きな組織だと責任は“仕組”に預けることになるので個人で責任を持たない。だから会社も「マネジメント」を求める。でも、ソニックはそこが違う。言ってみれば属人的。勿論、どちらのやり方も組織に合った方を選択しているのだと思いますけど。
Wさん:私は前職もソニックと似ていたので、入社してからの違和感はなかったかなぁ。
中の人:一緒に働くメンバーはいかがですか。
Oさん:一見近寄りがたいと思っても、話しをすると面白い人ばかりですね。
Wさん;私も同じように思いました。だから、話しかけると新鮮な気持ちになりますよ。
S・Mさん:うんうん、コミュニケーションより技術の方が得意!という方が多い気がしますね。
Oさん:そう言えば、あまり雑談が無いですね。前職は賑やかだったので。
S・Yさん:個人作業が多いからかも知れないですね。私の場合はデスク周りに人がいないので、独り言が多いです。目立ってるかも(笑)
中の人:横浜事務所の人からは何も聞いていないので、きっと大丈夫だと思います(笑)
S・Mさん:分かります。集中すると独り言を言っちゃう。
S・Yさん:ぶつぶつ言っちゃう。
S・Mさん:言っちゃいますねー。
S・Yさん:ぶつぶつ言ってると、自分の中で考えが整理できるんですよ。
中の人:たまに技術部のフロアで大きな独り言が聴こえてくることがあるんですけど、ぶつぶつの延長なのでしょうか?!
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ソニックでは、異業界出身者でも充分に活躍できることが分かりました。
次回は、座談会メンバーがソニックで働くに当たって何のモチベーションなどをご紹介します!
それでは、ここでいったん休憩でーす(*‘∀‘)ノ
—次回、”ソニックで働くモチベーションとキャリアプラン”―